2016年8月28日日曜日

クロスズメ

サクラの樹皮に大型の蛾を発見

どうもスズメガのようだが、この時点で種名は分からず。体長約26mm

頭部

ピントの合っている範囲がわずかですが触角の1部

その先端

翅瑞

後脚

帰り道、約1時間後に訪れると翅は伸びきりスズメガらしくなっていました

ピンと立っていた触角も寝る
Sphinx caliginea caliginea (Butler, 1877)
幼虫は→こちら

8月20日撮影 押部谷


2016年8月27日土曜日

カマスグモ

山の中に走る小汚いガードレールで見つけたアシダカグモの1種。子どもの頃、トイレに行く外に面した渡り廊下によく出没しドキリとさせられた、久々のご対面。

追記:Aclerisさんより種名を教えていただきましたのでタイトル改変しました。ありがとうございます!

 巨大な上顎

 弥生人の髪型” 美豆良”を連想させる 触肢

 直ぐにパイプの反対側に隠れる

体長約22mm

8月20日撮影 押部谷

2016年8月26日金曜日

コマユバチ科 Phanerotoma sp.

肉眼ではチャタテムシかなと思ったそのプロポーション。レンズを通すと初見のハチ。調べていくとキイロコウラコマユバチ Phanerotoma (Phanerotoma) flava Ashmead, 1906 の可能性がありそうです。羽化して間もないのか半径5mほどのあちこちの草木の葉で散見しました。
今回、調べていくにあたっての流れ→そらさんBugGuideフッカーSさんImage Database of Parasitoid wasps

体長約3.8mm. あたまでっかち

こちらは別個体。いずれも直ぐに飛び立たれました
8月18日撮影 押部谷

ホシアシナガヤセバエ

クヌギの樹液に来ていた。大抵は複数頭、見かけるのだがこの日は1頭のみ

過去の記事→こちら

産卵前なのか樹液で満たされているのか腹部が大きい

8月18日撮影 押部谷

2016年8月25日木曜日

ウデブトハエトリ ♀

落ち葉の絨毯の上をチョコマカ走っているウデブトハエトリ。相当しつこくレンズで追いかけ回しましたが、ほとんど止まらず撮影はギブアップ、根負けしました。
ウデブトではなくアシブトはこちら→【】【

このハエトリ、頭部に対して目の比率が大きい感じ

真正面からピントが合ったのは、この1枚のみ

体長約2.3mm. まだ幼体なのでしょうか

第1歩脚が筋肉モリモリ系

金色の鱗片

Harmochirus brachiatus
8月18日撮影 押部谷

2016年8月24日水曜日

オオシオカラトンボ ♂

水色のムシってダレかな?と考えて真っ先に思い浮かべるのはシオカラトンボ。当ブログではトンボの出番はほとんどありませんが今回はオオシオカラトンボの登場であります。

同じ水色のシオカラトンボの複眼はみどり色

獲物を捕獲するトゲだらけの脚

撮影後に再確認しましたがトンボの翅脈は本当に美しいものです

全体を撮影すればよかったと後悔

8月22日撮影 押部谷

2016年8月23日火曜日

シラヒゲハエトリ ♀

久々に初見のハエトリ。全体に白い毛が目立つ
Menemerus brachygnathus(Thorell)

人家の外壁でよく見受けられる普通種のようです

場所的に真正面にレンズを向けられず、少し上から接写

体長約4mm

8月21日撮影 押部谷

シリアゲコバチ 産卵のメカニズム

何度かシリアゲコバチの産卵場面に会いましたが→【その1】【その2
産卵管を繰り出す腹部の構造が完全に把握できず今回、録画に挑戦しました。
しかし、かなり薄暗い場所でありましたので画質は悪いです。

産卵場所を巡ってメス同士の争い?があり、その後に残った者が産卵を開始した

  1.  AB:第1、第3腹節の間が割れ
  2. C:腹板でしょうか(この写真では分かりにくいですが)その1部が腹部より離れます

  1. 割れた腹節をさらに折る。背面から産卵間の一部が露出
  2. Cの部位を樹皮に対し垂直に立てる
  3. 産卵管が鞘より離れる。*矢印=産卵管の出所


今まではっきり分からなかったのは産卵管の出所
Cの部位とは一体と思っていましたが、そうでは無いようです

硬い樹皮に穿孔するため産卵管をアシストする役目でしょう

産卵時には産卵管と一体となる

産卵管を腹部より離れた腹板に収めてから、もう1度、腹部を持ち上げています
シリアゲコバチは産卵時に2度、尻を上げている!?

小刻みに割れた腹部を元に戻すことにより産卵管を差し込むメカニズムでありました
8月22日撮影 押部谷

2016年8月22日月曜日

白いダンゴムシ


この日は脱皮後なのか白いダンゴムシを3頭ほど目撃しました。体長約2mm

別個体。食物が透けて見える
7月30日撮影 つくはら湖

世界最小級のハチの巣!? タテハサムライコマユバチ

今年4月9日の記事でうすのきさんより正体を教えてくれた謎の巣。その通りにコマユバチが羽化して出てきました。その当時、仕事が忙しく撮影を後日ということで冷蔵庫にとりあえず置きました。それから月日は流れ4ヶ月、放置しておりました(^^;; もう自らの力で繭から出ることは無いので巣の片面をカミソリで削ぎ撮影。
アシナガバチ等、親バチが作る巣と違い幼虫が自ら紡いだ繭の集合体を巣と呼ぶのはどうかと思いますが、見た目だけで巣と捉えるなら世界最小級ではないかと。
過去記事→【その1】【その2】【その3

 穴の大きさは直径約0.9mm.

 円筒のあつまりとグラスファイバーのような素材で巣自体、おそろしく強固な感じ
実際手でつまんでも頑強さが感じられます

巣全体が細かい糸に覆われています。それを剥がすと出てくる繭

上の絡んだ糸を取り除くと出てくる蓋の部分。円を描きながら作ったのが分かります
  1. 巣全体をつつむ層
  2. 個々の繭
  3. ガラスのような内壁づくり
このような順番で強固な巣をつくっているのかな、と推測します。


ガラスのような層が幾重にもある構造

こちらは数頭後ろ向きでありました。左は翅、 右に見えるのはMeconium

 ステレオグラム交差法

巣づくりを見たくて春先からルリタテハ幼虫を食草周辺で探すのですが見つからず

47頭からなる巣 過去の記事をみても羽化率は100%近いと思う。強固な巣のお陰でしょうか

8月21日撮影