2011年11月16日水曜日

オオハナアブ・キゴシハナアブ

随分と昔の事だが、燃えるような赤いワンピースを着たロングヘアーでスレンダーな
女性が歩いていた。後ろ姿だけを見ると若くて奇麗な女性のイメージが膨らむ。
横を通り過ぎる時に、ちらりと視線を向けると、とても高齢のご婦人であった。
余りのギャップの大きさに、その時の絵は今も消える事はない。

秋に花を咲かせるツワブキに多くのアブ達が集まっている。今では多くのムシ達に
触れる機会が多いため、パッと見てハチかアブかは判断出来るが、クマバチやミツバチと
思って今日のタイトルのムシを実際に見ると、そのギャップに驚くのではないか
と思ったが、そういったシチュエーションは一般的には余りないだろうなぁ。

ツワブキの花。沖縄では、「ちぃぱっぱ」というらしい。

オオハナアブのかわいい後ろ姿。ハナアブ科 Phytomia zonata

うわっ。何とも言えない複眼の模様。
上から2、3本目の茶色い横ラインで囲まれた長方形を目に見立てると面白い顔。

キゴシハナアブのかわいい後ろ姿。胸部の縦ラインがおしゃれさん。ハナアブ科 Eristalinus quinquestriatus

ひゃー。複眼の散らばったドット模様と花粉で何だか良くわからない顔。個性的です。

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