2012年4月23日月曜日

冬知らずに集まるムシ

朝からの雨。小降りになったので傘をさして庭に咲く、冬知らずの花(キク科Calendula)
を眺めていた。茶色い点々。あ、アブラムシ。いつのまに!撮影の為に茎を持つと独特の
匂いと粘り。いつもは走り回っているアザミウマも壊れたゼンマイ仕掛けのおもちゃのよう
な、ゆっくりとした動作になっている。へばりついているのもいる。

5月2日追記:ezo-aphidさんよりコロニーを形成しているのはモモアカアブラムシである
と教えて頂きました。ありがとうございます!

成虫らしきものは体長約2mm。若齢中は0.7mm。

同種と思われる別の個体、体長約2mm

蕾の下部のコロニー。

こちら有翅幼虫ですね。体長約2mm。

成虫の1部分ですが深度合成。

こちらも深度合成。1680*945

あら、ダレの仕業?探してみると。

ヒラタアブの幼虫が隠れておりました

上とは別種の有翅虫が歩きにくそうに移動している。

体長約1.7mm。臭いに引きつけられるのでしょうか。

こちらは約2mm。コロニーは上の有翅虫と同じで確認出来ず。

かなり移動に難儀しておりましたアザミウマ。体長約1.5mm。

パトロールでしょうか体長約2mmのアブラバチ?
4月22日撮影。Nikon1 V1 庭にて.

2 件のコメント:

  1. アブラムシがたくさん載っているのは嬉しいのですが、成虫の角状管が見えないと所属探しはとても難しいです。できれば触角長と尾片が見えるような、横上方の(4枚目の有翅幼虫のような)1枚があると有難いです。茶色のコロニーは、角状管がほんのり膨らんでるのでモモアカ、白い有翅虫は偶さかのお立ち寄りで不明、緑の吸汁中は思いあたるものがありません。
    移入植物に寄生するアブラムシは、ほとんどは多食性のもので、地元産の固有種が寄生することは少ないようです。

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    1. こんにちは。
      いろいろと情報ありがとうございます!角状管は押さえないと、いけないポイントと知りながら深度合成の際、ダメージを与えてしまい撮影出来ませんでした。今日の雨が心配ですが撮影しましたら掲載します。

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