2014年9月1日月曜日

ムシをデザインしたのはダレ? in 高野山

今日より少しの間、標高900メートルの地、高野山で撮影したムシを記事にします。機材はNikon1V1とRICHO GX200の軽量組であります。高地ならでは!と行きたい所ですが、あまり代り映えのしないムシが続きます..

撮影場所は伽藍。かなり広いエリアです

ウスバカゲロウ科の1種

先日も地元のお寺で撮影しました蟻地獄であります。ここ高野山もお堂の床下には蟻地獄が大中小、かなり多く密集しており蟻地獄天国!?状態でありました。いや寺院なので蟻地獄極楽状態かな(^^;;

ウスバカゲロウ幼虫のトラップがいくつもある。お堂の床下はこのような状態

クロヤマアリを追いかけていたら蟻地獄に落ちた。すかさずギザギザの大アゴが捕らえた

クロヤマアリは砂中に引きずり込まれないよう↓

脚を大きく開くが徐々に体が沈んで行く

そんな緊迫した攻防の現場横をダニが通り過ぎて行く

信じられないことにクロヤマアリは脱出に成功しました。穴から這い上がるアリに対してウスバカゲロウ幼虫はアゴをすくいあげ砂をかけておりました。有名な行動ですが実際見るのは初めてでありました。残念ながら写真には収められず。

こちらは既に絶命しているクロオオアリ。背後にアリジゴク

体液を吸われトラップより放り出されたムネアカオオアリ

あらら。トラップの上で死んでいた成虫。

ご登場いただきました。体長約10mm

頭部を見ると地元で見たものと別種のよう

ぞくぞくする大アゴ

触角も以前の種と違います

触角が邪魔しておりますが真正面から

高野山は世界遺産、さすがに大勢の観光客の前で四つん這い撮影出来ず手の上に移動

見落としもあるかもしれませんがこの範囲で150の蟻地獄。空いている巣もあるのでしょう
8月23日撮影 高野山

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