2016年9月15日木曜日

オオスズメバチ 2

もう少し近づいて撮影したい。ということで昨日の記事の場所に足を運んだ。
これほど撮影するのに緊張を感じるムシは他には居ないかもしれない。アシナガバチの接写とは次元が違う。

ニホンミツバチの巣であった樹洞の入り口に門番のように1頭のスズメバチ。そこで営巣しているはずはないと思うのだが、なぜか翅を振るわせ風を穴の中に送っている。気付かれないようにジリジリと近づく。本当の巣は外にあるのだろう。時折、鈍い羽音をさせ穴から発ち、また何処からともなく返って来る。撮影はその入り口を塞ぐ格好となった。撮影時間はスズメバチが穴の中に消えるまでの50秒。体感的にはその10倍の長さに感じられた。撮影枚数はわずか4枚。

往来するオオスズメバチを観察しているとミツバチの肉類はすでに運び終わり蜜を運び出している様子でありました。
過去の接写→「突然!オオスズメバチ

レンズ先端から約12〜3cmほどの距離からパチリ

中で作業する仲間を冷却するために羽ばたいているのか?

9月14日撮影 押部谷

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    前の記事で流石に質感描写が凄いなと思いましたが・・・。
    12~3cm!!よっぽど彼女等が何かに集中していないと危険な距離ですね~。
    刺しさえしなければ、ホレボレするような昆虫ですよね。

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    1. こんばんは
      撮影は動きを悟られないようにAFを選択したのですがピント合わせのための微妙なレンズ内部の動きにもピクリと反応する恐ろしい奴でした。格好良いですが本当に刺されたくないですね(^^;;

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